どうなるHuawei(ファーウェイ)!? その後のアップデート(2019/6/4)
- 5月28日 FedexがHuaweiの荷物をアメリカに無断転送?
- 5月30日 ブックオフがHuaweiの中古スマホ買取を中止
- 6月1日 削除されていたAndroid Q ベータ版の対象デバイスからの復活
- 6月3日 Huaweiが海底ケーブル事業を売却
- 6月3日 アマゾンジャパンがHuaweiのスマホ販売再開
5月28日 FedexがHuaweiの荷物をアメリカに無断転送?
HuaweiがFedex(フェデックス)を利用して5月19日から20日にかけて日本から中国に書類の入った小包2点を送ったところ、Fedexがアメリカ本社に無断転送したのです。
また、5月17日にベトナムから香港とシンガポールに送った書類の入った小包も、別の場所に転送されそうになっていました。
アメリカによるHuaweiへの制裁措置とも関連しているように思われるものの、Fedexは誤送であり故意・陰謀ではないとの声明を発表しています。
これを受け、HuaweiはFedexとの取引見直しを検討しているとのことです。
5月30日 ブックオフがHuaweiの中古スマホ買取を中止
ブックオフは5月30日より、国内店舗約6,000店でHuawei製の中古スマホの買取を中止しました。
アメリカのHuaweiへの制裁措置に伴い、Huawei製中古スマホの相場が大幅に下落していることを受けての対応と考えられます。
6月1日 削除されていたAndroid Q ベータ版の対象デバイスからの復活
Googleのアプリ開発者向けのページ(Android Q Beta Devices)からは、ベータ版の対象デバイスの一覧からHuaweiのスマホが削除されていましたが、6月1日現在、Huawei Mate 20 Proが再掲載されていました。
6月3日 Huaweiが海底ケーブル事業を売却
Huaweiは、海底ケーブル事業を中国通信大手の江蘇亨通光電に売却することが、明らかになりました。
Huaweiは海底ケーブル事業を営むファーウェイ・マリンを設立し、世界約90件の海底ケーブル敷設に関与しており、2017年の売上高は約16億6千万元(約260億円)です。
アメリカは海底ケーブルがスパイ活動に利用されるのではと警戒しており、今回の売却はこの疑惑を払拭するためのアピールとも考えられています。